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根も葉もある嘘八百

一日一エンタメ

愛は素直に叫びたいという話

なにかを好きな人が好きだ。この間の、「今日が一番幸せな日である人がいる」の話と少し被るけれど。

同じ芸能人をずっと追っている友人がいる。積まないが熱意は凄い。撮影情報、ロケ地、番協、調べられるものは何でも調べて動ける限り追いかける。しかも結構な遠方から毎度駆けつけるから、凄い。
 
私は彼女のことが大好きで、私がその担当をすごく好きなわけではないが、彼女の話す彼の話はいつまでも聞ける。なぜか。ふとその理由を考えたのだが、結論はとても単純だった。
 
彼女は素直で、いつも明るい。
貶したり穿った見方をしたり、あまりしないのだ。もちろん愛ゆえに欠点を見付けて愛でている時もあるけど、あまりシニカルなコメントをしない。そして終始、楽しそうなのだ。
 
時折私も見習わなくてはいけないと思う。
オタクは気持ち悪い生き物だよ、と失恋ショコラティエの薫子さんは言ったけど(言ってない、正確には女は気持ち悪い生き物である)オタクだからこそやっぱり楽しそうにしているのが一番だ。
 
楽しくなさそうなオタクは勿体ない。すかして格好つけたって、何も残りはしない。だってオタクは日常の+αから始まったものだから!もちろん、いつの間にかオタライフが人生の本筋の人もいるけれども。
誰もにオープンオタクでいろというわけではないが、家中グッズだらけだったり、高倍率の公演を多ステしているのに批判しかしないオタクを見ると、だったらなぜそのジャンルに執着するのだろう、何だか勿体ないな、と思うときが、あるのだ。
 
好きだからこそ身内意識で貶してしまうことはある。贈答品を「つまらないものですが」と言うように。注意力があるから粗や裏が気になってつい冷静なコメントばかりしてしまうこともある。しかし時に騙されて、馬鹿になって、愛を叫んでしまうオタクの方が、私は好きだ。