根も葉もある嘘八百

光れ 光れ その先に何があっても

愛は地球を救うだなんて

(このブログは武道館で24時間テレビの観覧をした帰りの電車で書いています。)

 

愛は地球を救うだなんて、信じられるほど素直じゃない。

 

だけどチャンスを掴もうとする青年たちを見て、頑張れ、と言わずにはいられない。

「負けないで」を歌いながら、ステージの階段を丁寧に、真っ直ぐ前を見て降りる5人を見て、頑張れ、が頭でこだまする。

 

わずかな移動のタイミングで客席に手を振ってくれたマリウス葉くん、どの歌にも笑顔で、両手を思いきり叩いて身体いっぱいで空間を楽しんでいた松島聡くん、CMのたびに真剣な顔で台本をめくり、常に次のことを考えていた佐藤勝利くん、チャレンジする子供ときちっと目線を会わせ、開始すぐスタジオから離れた現場で番組の意志を強く表した菊池風磨くん、モニターから穴が開くんじゃないかという勢いで、すべてのVTRに真剣に見入って、リアクションし続けていた中島健人くん。

 

彼らの真摯な向き合い方が花開く時は、確かに来る。

 

番組終了後の羽鳥アナウンサーから挨拶

「ここにいる方はSexy Zoneのファンの方がほとんどでしょうけど、皆さんが静かにご協力してくれたお陰でスムーズに進行できました。ありがとうございました。」

泣かず飛ばず立った嵐が、深夜番組でタイムカプセルを埋める時を見ていた彼がそういうのは、きっとSexy Zoneのファンへの優しさだろう。

でもそこにいやいや、と軽く首を振り、後から「Sexy Zoneのファンではない人も、おじいちゃんおばあちゃんも、これから僕たちの虜に、セクシーグランドファザー&セクシーグランドマザーにして見せます!」と中島健人くんが言った時に、あぁこの人たちは大丈夫だ、と確信した。相変わらずの言い回しなことで、却って笑いながらも泣きそうになった。すかさず突っ込む勝利くんからも自分からどんどん動ける自信がついたことが伝わった。

 

愛は地球を救うなんて、簡単には信じない。でも爪痕を残す方法を一つだって逃さない力は、アイドルにいや、表にたつ人間には必須だ。過去でご飯は食べられない。

チャンスと闘う彼らに幸せが降り注ぎますように。

 

明日の夜までどうか身体に気を付けて頑張ってください。