根も葉もある嘘八百

光れ 光れ その先に何があっても

いつか人混みの東京で、キミの歌を聞きたい

新型肺炎の影響で、街は先月とはまるで様相を変えた。

私の身の回りでも影響が大きい。仕事は飛び、好きな人に会える機会は減り、家にいる時間は増えた。悪いことばかりではない。接待がなくなってお金が貯まった。飲みたくないお酒を飲まずにすんで健康になった。

遠征費が浮いた。チケット代も浮いた。友達とのご飯もなくなった。

でも。

寂しい。つまらない。今はそんな話をする場合ではないことは分かっている。

だから、出かけよう、なんて思わない。しかし。寂しいもんは寂しい。つまらないものは、つまらない。だから自分を保たなくては。誰もを守るために、背筋を伸ばさなくては。そう、思うばかりだ。

 

明けない夜ははい。そんな月並みの言葉が、こんなにしみる日がまた、来るなんて。

夜が明けた時に置いてきぼりにはなりたくない。コロナのせいで何もできませんでしたって、言い訳なんかしたくない。

 

学ぶ。考える。整える。できることはまだあるはずだ。

今日より素敵な明日を。自分の力で招けるように。歩く、走る、駆ける。