根も葉もある嘘八百

一日一エンタメ

隊長と平野紫耀と、ずるいほどの輝きの話

バカでまっすぐな男の人が好きだ。

例えば昨日書いた『ドルメンX』の隊長。彼は「ぼくは宇宙人です。夢はアイドルになって地球を征服する事です。」 と躊躇なくオーディションで言う。当然ながらドン引きされるのだけど、本人はそれを恥ずかしいことだとか、空気を読めば言うべきことではないとか、思わない。そんなころにはまるで気づかない。そして、佇まいはライバルが息を吞むほど美しい。意識しないのに、周りが見惚れる美しいシルエットを持ち合わせている。

隊長を見ていると、ジャニーズJr.の平野紫耀くんを思い出す。彼もまた、ばかでまっすぐな男の子だ。数字の9と10が英語で言えない。(ちなみに1から8が言えるのは、彼が最も得意とする、ダンスのカウントだから)トイレにミラーボールをつけているという、まぎれもなくDQNである証を躊躇なく公共放送で話す。でも、アクロバットは人間離れした迫力で、目はくりくりで、どうしようもなく人を惹きつけるかわいらしさと美しさを持っている。

私はどうもこの手の人間が好きだ。無知や無能さは世間を生き抜くには確実に短所なのだけど、それを凌駕する魅力を持っている人。そして、その魅力に無自覚な人が、好きだ。無自覚な魅力は時に暴力となる。凡人や、秀才からは恨みもねたみも買う。ずるい、とも言える無自覚の、天性の輝き。

木村拓哉相葉雅紀道明寺司、河村恭之助(歌舞伎漫画、ぴんとこなの主人公)らにも同じような、無自覚でアンバランスで、だからこそ美しい輝きを感じる。

そう言えば、昨夜の「嵐にしやがれ」で相葉さんが松田聖子が最も○○な有名人だ、○○を埋めよというクイズの中で「もっとも手の届かない人!」と高らかに答えていたのだけど、視聴者としては「それは君だよ…」となる。そんなことには全く気付いていないのだろうけど。

天性の輝きを持つ人が好きだ。その輝きが、日常に生活するには欠点ととれるものにより、さらに輝きを増す、残酷さも好きだ。

↓ドラマでしか知らない人には今からでも是非読んでほしい。ブロマンス、スポ魂、スター・アイドル物が好きな人には絶対刺さるものがあるはず。

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