根も葉もある嘘八百

光れ 光れ その先に何があっても

ジャニオタがBLについて本気出して考えてみた話

BLってなんだろう。正しくは、なぜ女子はBLを好むのだろう。

(あくまで個人の見解と言葉の定義です。ご了承のうえ続きをお読みください。)

 

このことを考えたきっかけは今日の「そして誰もいなくなった」4話予告である。

見た方はわかると思うが身分を奪われた藤原竜也をHey!Say!JUMPの伊野尾さんが抱きしめている。しかも藤原竜也は上裸だ。(もちろんドラマの中での話である)

これを見て私は思わずおおぉ!とテンションが上がった。今をときめく伊野尾さんの扱い方として満点花丸である。

 

と、しばらくして考えた。

なぜこんなにもテンションが上がるのか?

 

私は、腐女子ではない。上記でテンションあがっているならば正真正銘の腐女子だろうといわれるかもしれないが、例えば男性同士の直接的な性描写や、2次元の2次創作でよく見かける性転換、妊娠、子供ネタには萌えない。腐女子も色んなタイプがいるので一概に何に萌えれば腐女子、と言うものもないと思うが、男性同士の絡みのみに焦点を当てたものにはあまり食指が動かないと言う点で、自分は腐女子とはすこし違うのかもと思っている。

しかし、例えば男性同士で涙を拭いあったり、ハイタッチしたり、抱きしめたり、ふとした時に目を合わせる描写は大好きだ。2次元でも、3次元でも。

3次元、とりわけジャニーズならば、いわゆるシンメはもちろん好きだ。

例えば、「欲望のレイン」「torn」辺りを少年倶楽部でやられるとたまらない。向かい合わせもいいけれど、背中合わせはもっといい。

いわゆるブロマンスというやつなのだろうか。男性同士の、性的ではないが心の通い合いを示す様子。それを見るとたまらなくテンションが上がる。

ジャニーズ、特にJrに限って言えば、ひときわ輝きを放つ少年たちが彼等だけしか存在しない閉鎖空間の中で、唯一見つけた相棒=シンメ的な発想が自分の中にあり、それが余計ブロマンス的胸の高鳴りを生んでいる気がする。

 

そしてテンションが上がる理由のもうひとつは、私がオタクが好きな事だと思う。

ブロマンス、及びBL的描写を見た時、「これはオタクがみんなで湧くやつ!!」という本能的な確信があり、その盛り上がりを一緒に感じたいからBL描写を好む。オタク同士が歓喜し合う瞬間がたまらなく好きだ。だから同担拒否って少しもったいないと思う。他の視点からは、共感できるところもあるけれど。

 

そういえば先日話題になっていたコナン映画も見てきたのだが、赤安のストーリーとイラストも最高に楽しめた。(この話はながくなってしまうので後日)

 

BLまでいかなくても男性同士だけの、孤独な以心伝心が好き。そんな人は少なくないのではないだろうか。