根も葉もある嘘八百

光れ 光れ その先に何があっても

東京タワーがなくなる日

なにから話したらいいかわからなくて、でも明日になったら報道に飲み込まれることがわかっているから、きょうの気持ちを綴っておきたい。

SMAPが解散する。小さいころからあって当たり前だったものが、なくなる。

東京タワーがなくなります、って言われるような感じ。

 

今はまだ、涙も出てこない。でも、明日の予定を全部吹っ飛ばしたくなるくらいには、体が重い。

 

こうするしかなかったんだ、そんなことは半年前からわかっていた。このままが続くくらいなら、終わりにしてよって私も思っていた。

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わかっていたよ。もう、戻れないのかなってこと。SMAP×SMAPはかつてと同じ月曜10時に放送されるけどあの空気は、皆がわくわくしてみる番組じゃない。決められたタイミングで相槌を打って、決められたタイミングでクイズに回答する。私にはそれだけに見えた。そこには、誰がゲストとか関係なしに、なんとなく面白いという確信があるから、早く宿題を切り上げてテレビの前にかじりついた、あのスマスマの雰囲気はなかった。

SMAPのコンサートを初めて見たのはSAMPLE BANG!国立のDVDで。サングラスをかけて客席を颯爽と歩く、まるでハリウッドスターのような媚びない振る舞いはどんなコンサートの演出よりも格好良いと思ってた。

 

5人集まれば誰よりも強い人。それが、私にとってのSMAPだった。

 

自分がエンターテインメント全般を好きになるきっかけの一つに確かにSMAPはあって、ドルオタになってなくても必ずテレビの前にいた。

慎吾ママもPちゃんも僕生きもどっちの料理ショーMの悲劇砂の器も人にやさしくも…思い出のままに上げたから順番ぐちゃぐちゃだしほんとはもっとあるけど。

 

オタクじゃなくずっと見てきた人だったから特別なんだよ。最初に戻るけど、本当に、東京タワーみたいな人たちだったんだよ。そこにいて当たり前で、普段はわざわざ口にしないけど、たまに見上げるとやっぱきれいだね、すごいね、ここがあるから街全体が華やぐねって言えるような、そんな存在だったんだよ。

 

なんでこんなお別れをしなくちゃいけないんだろう。この寂しさも驚きもいつか日常に溶け込んでしまう日がくるのだろう、そんなの嫌だよ、嫌だ。

そして何より、過程が過程なものだから、今後情報統制もされていくのかもしれないと思うと、辛い。

 

マスメディアの方、とりわけテレビの方。お願いです。

SMAPを、なかったことにしないで。彼らの曲も、番組も、ちゃんと事あるごとに振り返って。その功績を、消さないでください。

 

今綴れるのはここまで。しばらくこの話をぽつぽつと続けると思いますが、お許しください。

 

ISCREAMはUSJだという妄想話とコンサート感想続き

今日の話は私の誇大妄想とコンサートの感想が混在しています。あらかじめご了承ください。

 

 

準備はいいですか?

 

キスマイの最新アルバム「ISCREAM」のリード曲「YES! I SCREAM」を聞いたとき、キスマイはUSJの新CMキャラクターになったんだ!と思った。割と、本気で。

ちょうど今年に入ってUSJに行ってきたこともあるのだけど、PVのあのカラフルさと街を行進するマーチング的風景、そしてCDジャケットの恐竜。わりと本気でキスマイUSJの話はあったと信じてしまう。それに、スクリーマーズのキャラ設定や絵ってセサミストリートっぽくない?特にUSJ限定のセサミキャラ、モッピー。

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スクリーマーズと並べてもすっかり馴染んでいると思うのは私だけだろうか。

「I Scream Night」聞きながらハリウッドドリームザライド乗りたい。あのイントロを聞きながら上昇するライドに乗ったら絶対気持ちいい。

何より旧飯島班としてのストーリーに、USJCMキャラクターの後任がキスマイ、はぴったりだったんじゃないかなーなんて妄想している。

 

ここからはコンサートの話。

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総花的だけど参戦日のレポがこちら。

 

もうオブラートで包まずに話すけど、SMAP騒動の時からキスマイのことは心配していた。どうみたって飯島班として育てて貰っていたキスマイは、今後のジャニーズ事務所で冷遇されるのではと危惧していた。だからアルバムの詳細が出た時はあまりの豪華ラインナップに驚いたし、エッジの効いた内容が今までの路線とずれていなくてほっとした。飯島さんまだ絡んでいるのかな?と思うくらいにいい意味でアクの強いテイストが残っていた。

飯島班としてデビュー後揉まれて、そして中居君に植えつけてもらったイズムはきちんとここで息づいているよ。。。と思わずセンチメンタルになるくらい、ジャニーズである意味異端ともいえる、クセがありつつ最高にPOPなキスマイのテイストは、きちんと残っていた。コンサートで舞祭組が何度も何度も、「舞祭組の活動はまだまだ続きます!」と言ってくれたことも、てぃーてぃーてぃーてれっての「アイツが怖くて~」の歌詞が省略されていたことも、私は偶然じゃないと思ってる。でも、キスマイは大丈夫。そう強く思える本当に明るくて強いコンサートだった。

またきな臭い話をしてしまった…。でもキスマイを語るうえでここまでの飯島班として歩んできた事実は着目せざるを得ない。

そしてきな臭いことを言いつつも、久しぶりに(と言っても4か月ぶりだけど)ジャニーズのコンサートの空気を浴びて、やっぱり私の一番のホームはここだと思ってしまうのだ。

アイドルとファンの共犯関係なんて2時間半あれば十分成立するという話

本日キスマイコンに参加してきた。内容があまりに素晴らしかったので、今日は取り急ぎ感想を綴る。

(以下、散文ですが内容にふれるのでネタバレNGの方はご注意ください)

 

 

ただただ楽しい!と思える、しかも中だるみのないコンサートだった。

曲ごとの切り替えが早かったからだろうか。以前のキスマイランド設定の時は、同じテイストの曲を3.4曲固めるあまりにコンセプトは伝わるが冗漫に感じられてしまう所があった。それが今回は全くなかった。ソロの充実も、理由の一つかもしれない。

一緒に行ったのが先日書いた一般の友達だったのだが、彼女も大そう楽しんでくれ、帰りにはツアーバッグとキーホルダーまで購入していた。ちなみに推しは宮田君だ。

今回はキスマイどころかジャニーズコンサート初心者と入ったこともあって、キスマイとファンのさっぱりとした関係性や、キスマイという館のオープンな構えが特に印象に残った。いつも断るがあくまでデビューちょい前からゆるっとキスマイを見てきた一ジャニオタの感想なのであしからず。

 

キスマイはフランクで、じめっとしたセンチメンタルさやファンに切ない契りを要求する感じではない。ただ、その場に集まってくれたファンを楽しませようとしている。勿論、今までの感謝をこめたデビュー5周年記念ソングは古参なら涙がこぼれるほど優しさに満ちた曲だ。しかし、今日初めて来た人にも、外野感を感じさせず素直に楽しませてくれる内容だった。

内輪ネタや楽屋ノリも控えめな気がする。団扇ネタは多かったけど。

 

C&Rも初心者でもその場ですぐ覚えられるわかりやすいフリで、特にメガ☆ラブのサビはかわいくてノリノリで最高に楽しかった。

 

何度も書くけど他Gを批判したいわけではない。それぞれの良さがあるし何より自分が、グループ毎の個性を楽しんでいる。

ただ、今日のコンサートがあまりにも初心者から10年来のジャニオタまで皆が純粋に楽しめるもので、その理由や特徴を探りたいと思った。

ま、正直に書いてしまえば、自分が複数のGのコンサートに行くため、すっきりさっぱりしたキスマイコンを見て「アイドルのコンサートとはそもそも、何も知らない人でも、ここにきて元気を貰って明日も頑張ろうと思える。ただそれだけでいいんだ。」という原点に立ち返ったのだ。

 

ここまで読んで下さった方には関係がないかもしれないが、初心者歓迎コンと何度も書いたけれど最新アルバムは予習必須です。逆にそれさえ知っていれば、あとはほぼ予習不要で楽しめる。

 

うーん、いまいち綺麗に感想を綴れなくて反省。細かい萌えポイントなど明日また書きます。

キスマイはジャニーズのキーパーソンかもしれないという話~ジャニーズを商店として考える~

ジャニーズを商店として考える。収入を増やすための方法はざっくり分けると二つある。

①一人のファンが落とす金額を増やす

②ファンの数を増やす

私は、②に寄与しているのは近年ではキスマイだと思う。

 

というのも、私の周りの非ジャニオタからは、キスマイのあたりが一番いいのだ。

「進撃の伊野尾」も、ふまけんの台頭も、KINGとPrinceの登場も面白いのだけど、私は①の一人のファンが落とす金額を増やす、即ちもともとジャニーズのファンの中で、担当が増えたり興味が増えている部分が大きいと思う。伊野尾さんは②の新規流入と半分ずつの効果を生んでいそうだけどそれは後日。

近日、その非オタの友人とキスマイコンに入る。その前に、キスマイがなぜ非オタク層から受けるのか、また他のジャニーズの商力としての強みを考える。

私の友人がキスマイに興味を持ったきっかけは、PVだ。(ちなみにその友人は普段はライトな二次元オタクである)

キスマイのPVは、アクが強い。最近何度も綴る、いわゆる「突っ込み待ち」の体制がとられている。一度カラオケで、

WANNA BEEE!!

SHE!HER!HER!

の二曲を披露したところ、この人たちのことをもっと知りたい、と前のめりの姿勢がもらえ、今回現場に参加することとなった。

知らない方のために説明すると、WANNA BEEE!!はメンバーのNo.1イケメン担当藤ヶ谷氏がラストサビ前に太陽になる(比喩ではない、本当です)藤ヶ谷SUNの登場、SHE!HER!HER!はキスミントCMの女装で十分インパクトがあったにも関わらず、PVでは生理的に気持ち悪いビジュアルの臭い息(茶色で虫が飛んでいる)を吐くモンスターをクリーンな息を研究?するキスマイが浄化するという字面だけでもアイドルのPVとは思えない内容である。

JUMP担とか特にびっくりすると思うから見てほしい。

 

そんなキスマイはバラエティ番組でも強い。特にデビュー当初の「中居正広の怪しい図書館」内での企画で、せんべい1000枚を食べるだの、このネット時代にそろばんの資格取得だのに挑戦させられていたのはあまりにもえげつなくかわいそうで、彼らのヘタレさや人間らしさがにじみ出ている所も面白かった。そう、キスマイは人間臭いのだ。

今も放映しているキスマイBUSAIKU!?も、女性をもてなす際のブサイクな仕草を散々あげつらわれて笑われている。ちなみに最近は4.5位をフツウ、やブサイクではなくカッコイイに格上げしてしまっているのがさみしい。ブサイクを愛でてこそのキスブサなのに。

 

アイドルっぽくない、まるでバラエティタレントのような扱いなのがキスマイだ。それだけならば他のジャニーズでもできるのだけど、タレントを越えてややお笑いっぽい、人間味のある格好悪さを出せている所が、他のジャニーズと違う点だと思う。結果として、普段アイドルを知らない、興味がない、またキラキラした人間だ、とアレルギーを感じている人からも興味を持たれ、受け入れられている。(舞祭組早くアルバム出してほしい)

 

というわけで、新規顧客の獲得ができているキスマイは、ジャニーズの中で実は結構なキーパーソンなのではないかと、思っている。

人生は不自由なくらいがちょうどいいって話

遅ればせながらTOO YOUNG TO DIE!を見てきた。このタイトルすごく好き。自分が今中学生だったらこの映画をきっかけにtoo to構文覚える。

下ネタも音楽も時系列飛びも満載のクドカンらしさ満載の映画だった。

中でも私は宮藤官九郎の描く死生感が好きだ。

↓ここから先はネタバレを含みますのでご注意ください。

 

 

木更津キャッツアイのぶっさんの描き方でも感じたのだけど、クドカンは死、にたいしていたずらなハッピーエンドやお泪頂戴を描かない。

今秋のTOO YOUNG TO DIE!では、神木君演じる関の生き様がまさにそうだ。予告だけ見ると、不慮の事故で死亡した高校生が地獄で奮闘して現世に戻る!というサクセスストーリーに思える。しかし実際に見ると話の展開法が完全に予想外である。

主人公はせっかく生き返れてもなかなか人間になれない。インコ、ザリガニ、犬、バッタ。(あと一つはあまりにもしょーもないので劇場で見てほしい)

しかもあろうことか、地獄から現世に一度生き返るたび、現世では10年の月日が流れている。つまり何度も転生に失敗している時点で高校時代の彼女に会うことは不可能だ。生まれ変わりなんて、簡単にできない。そんな当たり前のルールをきちんと映画の中にも入れている。ちなみに、自殺は一番の罪、なんてくだりにもまっすぐさを感じる。

となると最後の結末は少し予想ができて、実際に予想通りの甘酸っぱいエンディングが待っている。

 

時間の流れをはっきりと描き、観る者の当初の予想を裏切るところに面白さを感じた。

 

そしてもう一つ。地獄の反対、すなわち天国の描き方がとても皮肉に満ちていて、いい。

主人公はある理由から天国への転生を目指し、成功する。しかし天国はイメージしていたものと全く違う。自動ドアを開けると回転ずしのベルトコンベアのような場所にカプセルが並び、そこに死者が一人一人入っている。ボタン一つで食事は配膳され、目の前の画面で好きなものをみることができる。どうやらS○Xを所望できるボタンもあるらしい。

しかし、大声を出すことも、カプセルの外に勝手に出ることも許されない。

苦しみは全くないが、無意識のままに統制された世界。そこを、地獄よりも地獄でつまらない、と称し主人公は本来の地獄へ帰っていく。

天国と地獄の対比により、本当の楽しさは苦労を伴わなくては得られない、何よりレディーメイドで何でも得られることに飼いならされた現代人への警鐘というメッセージが伝わった気がする。

 

なんてまじめな考察抜きにしても最高にバカバカしくて笑えるストーリーだった。下ネタ耐性のある人には絶対に楽しめると思う。

口コミの力の話

シン・ゴジラが面白いらしい。

もともとすごく興味があったわけではないが、ツイッターで見かける「これは見た人にしかわからない。とにかく見てくれ。」との相次ぐ口コミを見ていて見ようと思っている。

何が人を動かすのか。

昔は「いい!」というストレートな賞賛やそれが結果となった興行収入、視聴率が宣伝文句となったが、今は違う気がする。

 

先日も書いたが、エンターテインメントにおける日本人的魅力は突っ込みどころ=ダサさなのだ。だから、今人を誘い込む文句は、「○○は最高だから是非見て!」よりも「すごいものを見てしまった」「どこから突っ込んでいいのかわからない」なのかもしれない。

何より私自身が、後者の文句を目にした時の方が魅力を感じ、「どれどれ?どういうこと?」と参加したくなるからだ。

 

これは、現代のSNS事情とも関係していると思う。「すごいものを見てしまった」に動かされてみたものの感想を、「私も見た。とんでもない作品だった。なぜなら・・・」とすぐに語り合えるから。回答や意思疎通が頻繁にできる社会になったからこそ、いい作品、面白い作品、ではなく首を突っ込みたくなる作品が受けている気がする。

また、感受性の多様化も理由としてあげられるだろう。このジャンルが受ける、このキャスティングが受ける、といった絶対的正解はほぼなくなった今、信じられるのは関心や、なんか面白そう、という肌触りなのかもしれない。

 

今までも、口コミに乗って見てきた作品がたくさんある。最後にその一例を紹介する。

「KING OF PRISM by Pretty Rhythm」TLに埋め尽くされる図解やジャニオタは見るべきとのコメント、何より「世界が輝いて見える!」という危険極まりない文句に踊らされて鑑賞。あっという間に自身もプリズムエリートに。

名探偵コナン 純黒の悪夢」え…?コナンってそんな方向までカバーしているの?と困惑せざるを得ない腐女子の興奮に飲み込まれ鑑賞。なるほどこれはいい。ところでタイガといい安室さんといいたれ目の釣り眉はBLの鉄板なのだろうか。誰か教えて欲しい。

ズートピア」子供向け鉄板ディズニー作品だと思っていたら、なぜかオタクがわいている。しかもBLでもなさそうなのに、なぜ?←失礼

と思っていたが、鑑賞して納得。この、バカップルではなくくっつきそうで永遠にくっつかなさそうな世界観は異性でありながらもBLやブロマンスの切ない世界観と重なるものがある。少女漫画ドリームとは少し違った関係性が、萌える。

「あずみ」実はツイッターの反響にのって昨年あずみ舞台を鑑賞した。浅香君の登場シーンはジャニオタが絶対好き、とどこかで見かけたことがきっかけなのだが、実際にこれは好きなやつだった。アイドルでいることを辞めてもなお煌めきの欠片を纏ってしまっている人の集う舞台は、現役アイドル舞台とも新劇とも違った空気感があった。

 

というわけで、これからも軽率なオタクとして人の勧めるところには積極的に飛んでいきたい。

 

ジャニオタがBLについて本気出して考えてみた話

BLってなんだろう。正しくは、なぜ女子はBLを好むのだろう。

(あくまで個人の見解と言葉の定義です。ご了承のうえ続きをお読みください。)

 

このことを考えたきっかけは今日の「そして誰もいなくなった」4話予告である。

見た方はわかると思うが身分を奪われた藤原竜也をHey!Say!JUMPの伊野尾さんが抱きしめている。しかも藤原竜也は上裸だ。(もちろんドラマの中での話である)

これを見て私は思わずおおぉ!とテンションが上がった。今をときめく伊野尾さんの扱い方として満点花丸である。

 

と、しばらくして考えた。

なぜこんなにもテンションが上がるのか?

 

私は、腐女子ではない。上記でテンションあがっているならば正真正銘の腐女子だろうといわれるかもしれないが、例えば男性同士の直接的な性描写や、2次元の2次創作でよく見かける性転換、妊娠、子供ネタには萌えない。腐女子も色んなタイプがいるので一概に何に萌えれば腐女子、と言うものもないと思うが、男性同士の絡みのみに焦点を当てたものにはあまり食指が動かないと言う点で、自分は腐女子とはすこし違うのかもと思っている。

しかし、例えば男性同士で涙を拭いあったり、ハイタッチしたり、抱きしめたり、ふとした時に目を合わせる描写は大好きだ。2次元でも、3次元でも。

3次元、とりわけジャニーズならば、いわゆるシンメはもちろん好きだ。

例えば、「欲望のレイン」「torn」辺りを少年倶楽部でやられるとたまらない。向かい合わせもいいけれど、背中合わせはもっといい。

いわゆるブロマンスというやつなのだろうか。男性同士の、性的ではないが心の通い合いを示す様子。それを見るとたまらなくテンションが上がる。

ジャニーズ、特にJrに限って言えば、ひときわ輝きを放つ少年たちが彼等だけしか存在しない閉鎖空間の中で、唯一見つけた相棒=シンメ的な発想が自分の中にあり、それが余計ブロマンス的胸の高鳴りを生んでいる気がする。

 

そしてテンションが上がる理由のもうひとつは、私がオタクが好きな事だと思う。

ブロマンス、及びBL的描写を見た時、「これはオタクがみんなで湧くやつ!!」という本能的な確信があり、その盛り上がりを一緒に感じたいからBL描写を好む。オタク同士が歓喜し合う瞬間がたまらなく好きだ。だから同担拒否って少しもったいないと思う。他の視点からは、共感できるところもあるけれど。

 

そういえば先日話題になっていたコナン映画も見てきたのだが、赤安のストーリーとイラストも最高に楽しめた。(この話はながくなってしまうので後日)

 

BLまでいかなくても男性同士だけの、孤独な以心伝心が好き。そんな人は少なくないのではないだろうか。