ジャニオタがサンリオピューロランドに行ってきた話
おはようございます。突然ですが先日、ピューロランドデビューして来ました!!
すでに各所で言われていることですが、オタクにとってぴゅーろ、めっちゃ楽しいです!貴重なご縁で誘っていただいたのですが、「最近はやりのぴゅーろってどんな感じなの?」「オタともに誘われたけど多摩って遠くない?」そんな気持ちの方へ少しでも興味を持ってもらえたらうれしいです。ではでははじまりー。
~素敵ポイント~
①ショーがかわいい&深い!!!
可愛い歌舞伎、かわいいかわいい♥ミラクルパレードかわいいかわいい♥
ひたっすらでてくる「かわいい」、ぴゅーろはとっても頭のいい楽園です。
外国人観光客もしっかりとりこんでるし、日本人もいまいる環境のありがたみにしっかり気づく!
そしてショーがね、ちゃんとしてるんですよ。私が今回見たのはMEMORY BOYS 想い出を売る店、とKAWAII KABUKIどちらも40分前後で、中身もぎーっしり。ジャニオタ、特にJaponism,SHOCKを観た方はKAWAII KABUKI見た方がいいです絶対。歌舞伎の口上、バックヤードとステージ上の演劇とのシンクロ、感じたことのあるワクワク感が味わえます。
ストーリーがどれもしっかりしていて、起承転結がついていながら単純な勧善懲悪ではない。悪者、とされるサイドへの理解や許しがちゃーんと存在するんですね。それでいて、子供にも分かりやすいテンポのよさ。ここのバランスちゃんと取れている所が素敵です。お話を深くすることはできるけど、ともすれば大人のひとりよがりになってしまうじゃないですか。それが全然ない。深くも、純粋にも楽しめるし、みんな仲良く、多様性を認める優しさのぎっしりつまった舞台でした。
アクロバットもすごいんです!無料で見ることが申し訳なくなってしまうくらい、(歌舞伎とかほんとにおひねり投げたくなる)バク転、側転、Japonismで相葉君がチャレンジしていたティシュまで見られます。ほんっとうにすごい迫力なので、オタクとしてだけではなく演劇が好きな方、パフォーマンスを楽しみたい方も絶対に満足できます。アクロバット、最高にかっこよい。吹き抜け仕様だから床からも上の階からも楽しめる。
②ネームプレートを作ろう!
数々のブログで紹介されているのを観ましたが、実際にやるとほんとに楽しい!オタクの醍醐味でですね。
誰もが幼少期に作ったことのあるお道具袋につけるキーホルダー。あれを推しのお名前で作れるのです。
同行のティアラ↑と「いわち♥」「しょお」で作成。
めるへーん。クラウンとか蓄光パーツとかオタクは狙われたパーツが盛りだくさんです。カウンターでのりづけするお姉さんになりたい。
③キャンでん太鼓をふろう!
ジャニオタにはおなじみのきゃぁ~~~~んでぃ♪ができます!8月31日までですので是非!これね、なんといっこ500円、お土産にも最適。
しかも1枚100円で裏に貼る用のステッカーも売っています。推しになぞらえたキャラクターを買うもよし、推しを切り取って貼るもよし(ただし推しの顔をめっちゃ叩くことになります)
私はひとめぼれしたポチャっこを買いました。後からよく見るとちょっと岸くんに似ている。
音はほんとにでんでんで~んって言います。けっこう低くて癖になる音。
振り付け講座があるのですがこれが結構難しい。事前に場所取りをしてキティさんのレクチャー動画を見ながら臨むことをお勧めします。
~まとめ~
ぴゅーろの何が楽しいかって、それぞれが自由にふるまって許される空間で、みんながもれなくハッピーだという事です。ごっこ遊びを思いきり楽しめる。しかもコスパがいい!ライブも接触も舞台もオタ会も入場料3,000円で始められるのさいっこうにお得。
イベントが新しくなったらまた行きたい!お名前キーホルダーもまた作りたい!
お盆の予定がない方、ピューロランドで心癒されるのはいかがでしょうか?
アクスタやちょっこりさん、MRで遊んでも許されるとこも素敵↓ネ●ミの楽園グッズ以外は大丈夫らしい
僕と一緒に、世界を騙さないか?
こんばんは。
私は以前、アイドルとファンの関係性を「共犯」だとツイートしました。その後オタ友と、何か違う表現はあるのか、もっと適当な考え方も存在するのではないか、と話ししばらくたつのですが、私はやっぱり「共犯」だと思ってしまいます。
なぜなら、私の望む関係性には必ず大衆、が存在するからです。
好きな人のことは、皆に好きになってほしい、みんなには好きにならないでほしい、だれかに嫌われていてほしい、私だけのものでいてほしい。どれも少し違って、私は私の目指す星には、みんなから関心を持たれていてほしい。好きでも嫌いでも、知ってる、だけでもいいんです。人の頭に残っていてほしい。もうこれは、なぜって説明のできない感情です。私は小さいころからお祭りが好きで、オリンピックが好きで、花火大会が好きで。でも、体育祭や文化祭はそんなに好きじゃなくって。それはなぜかと考えると、前者はみんなが夢中になってみる一つの対象があって、後者はあくまで、みんなで作り上げる空間があるだけだからなんでですよね。大人になるにつれ、後者のみんなで作り上げる空間の重要性を知り、遠ざけてきたことへの反省も生まれました。だって自分が通っているコンサートや舞台も、その裏では空間を作り上げる集団が存在して、当然ながら「作る」ことへ価値を見出しているから。作ること、の延長線上に何かの中心点にできるような上質な完成品が生まれることは、今は理解をしています。
話がそれました。
私はエンターテインメント、とりわけ男性アイドルが好きなのですが、その理由はなにも美しいビジュアルや、歌、踊りだけではありません。長くその文化に親しんで、テイストそのものを好む気持ちはもちろんあります。ただそれだけではなく、アイドルは見たことのない景色を見せてくれる存在だから、私は見続けてしまうのだと思います。
だって地球は黄色くないんだもん。(二次元のキンプリの話です
どういうことかといいますと、僕はキミを愛している、も永遠に一緒だよ、も本当にすることって実際は難しいですよね。でも、のびやかな歌声で人を感動させる、アクロバットな踊りで驚嘆させる、そういう「実際にあるもの」だけではなくて、あたかも目の前に存在するような気持ちにさせる煌めき、を生むのがアイドルなんだと思います。これは、スポーツでもフィギュアスケートのパフォーマンスだったり、お芝居でも、時の人、ともてはやされるような演者さんだと、同じ部分を持ち合わせているのではないでしょうか。
本当は青い地球を、黄色いですねっていうことは、受け手と送り手が一緒に嘘をつくことです。だから信じられるだけの嘘をついてくださいと、いつも思ってしまいます。
アイドルが提示する嘘を信じることは、私は嘘を嘘だと分かったうえで、自分の、彼らの、そして大衆の世界を変えるために信じることにするのだから、やっぱり犯罪ではないのだけど、「その話、乗った!」と思うような、血判状を作成するような心持が生まれてくる。
そうしてついた嘘が、自家中毒のように自分と世界を取り巻いたとしても、その先に美しい世界があるのなら、あるように見えるのなら、そこはきっと楽園だと思いたい。
なんだっていい
私は昔、アイドルが好きな自分を恥ずかしがっていました。
アイドルにできること
自分がアイドルにできること。なんて言い方もおこがましいけれど、見上げるものの一人として、せめて出来ることを考えた。それは覚えておくこと。おもいっきり影響を受けること。
聞いた台詞も、テレビでロケにいったお店も、オタ活がもとで知り合った人も。すべてが私の人生のページを彩っていく。今の仕事に、今いる場所に、彼らに出会ってなくても収束してたどり着いてたかもしれないよと言われたらそれまでだけど、そんなのわかんないから全部キミのおかげってことにしたい。ファンに看板がつくとしたら、あの子頑張ってるね、何で頑張れてるんだろうね、あんな素敵な趣味があるからだって思われたい。自己満足でもそれでいい。
だから私は今日も雑食でいるし、いろんなものに左右されて笑って泣いて、動くことで見たもの全部にありがとうって伝えて、生きていく。
ぜんハリ解進に寄せて
ZEN THE HOLLYWOOD80’s というアイドルがいました。いや、正確には今もいます。彼ら自身と、少しでも触れ合った人すべての心に。
アイドルが好きです。○○さんを世界で一番好きなのは私、と言えるほど律儀ではないけれど、アイドルという光が世界で一番好きな人間の一人です、とは自己紹介できるくらいには、大好きです。
初めて、男性アイドルとのお別れのライブに行きました。前述通りアイドルは好きですが、女性アイドルにすごく入り込んだことはなかった。小学生の頃にクラスメイトの影響もあってモーニング娘。は好きだったけれど、ライブに行くくらいに追いかけていたわけではなかった。きっと女性アイドルは、いつか卒業してしまうことを知ったからだと思います。
ペットを飼うこともできなかった。死んでしまってお別れになるのが怖いから。
祭りの終りや、日曜日の夕方も苦手。何かが始まると別れがいつか来てしまう。それに耐えられる強さを持っていない。
だから、今日はぜんハリが舞台に立つ最後の日で、そのお別れにちゃんと向き合わなくてはと思いながら、怖くて仕方がなかった。
でも、とてもとてもいいライブでした。本当に素敵な、空間でした。思いをきちんと綴られているのかはわからないけど、きちんと留めないと、また何かに心ときめかせて、ドキドキしたりワクワクしたり、するのが切なくてできなくなってしまいそうだから、今日のこの気持ちをここに残します。
ぜんハリとの出会いは、今年のホワイトデーでした。本当に今更になってしまって情けないのですが、当時何度も書きかけて、アップできなかった感想下書きをここに残します。
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